占い師として

こんにちは、溟白龍です。
世間の“占い”に対するイメージって悪い方が強いのよね。
「詐欺」「悪質」「騙された」「ぼったくり」そんなマイナスな言葉がつきまとう。確かにお金を払って鑑定を受けたのに当たっていなかったら、そう思われてもしかたないのかもしれないわね。

占い師とお客様にも相性があるのよ。
私、どんなに重い悩みを抱えた人でも受け入れるの。むしろ、そういう人こそ「笑顔にしてあげたい」とやる気がでるくらい(笑)
だけど、何度か鑑定をお断りしたケースもあるの。長年の経験上、私の占いではどうにもしてあげられないってわかるのよね。もちろん、料金はいただかないわ。

相性の悪い占い師を選んでしまうのは、例えば目が痛いときに眼科ではなく耳鼻科に行ってしまうようなもの。

「ふざけるな」って罵声を浴びせて帰る人ももちろんいるわ。だけど、それは私の成長のとき。「どうすればあの人を笑顔にすることができたのか」真剣に考えるの。

逆に「救われた」「前を向いて生きていける」「ありがとう」そんな言葉もたくさんいただいたり、何度もお礼に来てくれる人もいる。そんな人を増やせるよう、私も占い師としてまだまだ精進したいし、成長が必要だと思うわ。

喜び

相談内容に関しては、女性は「恋愛に関すること」、男性は「仕事に関すること」が多いわ。

ある女性には「結婚時期は8月」と答えたら、本当に結婚して。次は不妊に悩んでいて「どこの病院ならできるか」なんて聞いてくるのよ。授かりものだし、私は神じゃないんだから…って思ったけれど、「ちゃんと対応してくれる病院はここ」って教えてあげたら本当に子供を授かれたみたいで。生まれた子供を連れてきてくれたときは、本当に感動したわ。

あとは20年近く前に鑑定した女性。当時は高校生だったけれど、私を探して15年ぶりに会いに来てくれて。「先生のおかげです」と近況を報告してくれる…こういう嬉しさも占い師の特権よね。

これまでとこれから

この仕事を始めて30年以上、私も年を取るわけね(笑)
でも、無駄に年を重ねたとは思っていない。私は過去に後悔がないの。それは常に胸を張って生きてきたから。
“波乱万丈”なんて一括りにするのは簡単だけど、15歳で1人で生きていくと決意して家を出て、子どもたちを育てるために寝る間も惜しんで働いて、大阪から銀座に出てママになって…そして今の私がある。生きる為ならどんなに嫌な仕事もやり遂げてきたわ。
だから同じ女としてとくに女性には強く生きていってほしいって思う。あとは、仕事に関する悩みをもつ若者たちにアドバイスできることが私にはたくさんあるから、1人1人との出逢いを大切にして、1つでも多くの悩みを解消するためにこれからも突っ走っていくつもりよ！
若者たちに伝えたいことが、私にはまだまだ山ほどあるんだから、休んでなんかいられないわ(笑)